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大楠山
おおくすやま
大楠山は、三浦半島の最高峰(標高242m)です。山頂からは、東京湾、房総半島、伊豆半島、箱根連山、富士山などの360度のパノラマが楽しめます。
西海岸側から大楠山へ登るには、芦名口と前田川口の登山道があります。芦名口からの登山道は、なだらかで広く、ゆっくり自然観察をしながら登ることができます。前田川口の登山道は、川に沿った遊歩道を含めて歩くと、山の生き物ばかりでなく清流の生き物観察も楽しむことができます。
大楠山の植生はクスノキ科の樹木が多く、クスノキの大木も点在しています。『大楠山』の名のゆえんです。 かつては生活燃料として切り出されていたサクラの木も多く、春には山道で花吹雪が楽しめます。また、ブナ科の樹木も多いので、秋には色々な木の実を見つけることができます。
大楠山は、ムクノキ、エノキ、カラスザンショウ、マテバシイ、オオシマザクラ、コナラなどから成る林なので野鳥も多く、100~150種が確認されています。貴重なタカ類も観察できます。
芦名堰
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